慢性気管支炎の概要

慢性気管支炎は、気管や気管支が慢性的に炎症を起こし、粘性のある痰が喉に押し出されにくくなり、咳や痰が続く病気のことです。

気管や気管支には防御機構として、呼吸とともに侵入してくるほこりや細菌を内側の粘膜が粘液を分泌し吸着させ、それを繊毛の運動で喉のほうに押し出す作用(痰)があります。

症状として、気道分泌液が過多になったための痰と、それを喀出するための咳が長期間続き、多くの場合冬場に症状が悪化する傾向があります。また活動時に軽い呼吸困難がみられる場合があります。

原因として、アレルギー要因、大気汚染、細菌・ウイルス感染、年齢などが影響しますが
特に重要な生活習慣要因として喫煙が挙げられます。

診断は、胸部の聴診所見、胸部X線検査、喀痰検査、胸部CT検査などがあります。

咳と痰が、ひと冬に3ヶ月以上続いていることが診断の手がかりになります。
気管支拡張症や肺気腫など他の呼吸器の病気と区別するために胸部X線検査を行い、肺活量などの肺機能検査も行います。さらに、CT検査、MRI検査、気管支内視鏡などによる細胞検査や組織検査、喀痰検査などを行う場合もあります。

治療の方法は、痰を口から出しやすくする喀痰溶解薬や去痰薬あるいは気管支拡張薬などが使用されます。


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