胃・十二指腸潰瘍の概要

胃潰瘍は、肉体的・精神的ストレスや、アスピリン、インドメタシンなどの薬剤などによって胃の粘膜の血液循環が悪くなり、粘液・粘膜の働きが低下するため発症します。

他には胃の粘液の中に生息しているヘリコバクター・ピロリという細菌がつくり出す様々な物質によって、粘膜が刺激を受け炎症を起こし胃潰瘍の発症の元となっている場合があります。

十二指腸潰瘍は、ストレスなどで胃酸やペプシンなどの消化液の働きの過剰が原因で起こる場合が多いため、若い人に多く見られます。


胃は、食物を消化するために強力な酸を含む胃液を分泌しています。

この胃液から胃壁(粘膜)を守るために胃粘膜は粘液を分泌しています。

ところが、胃液と粘液とのあいだに不均衡が生じると、胃酸によって粘膜が傷ついたり、ただれてたりして、胃壁がおかされてしまいます。

初めは、粘膜のごく表面がただれる程度ですが、進行すると粘膜に穴があきます。

さらに進行すると粘膜の最も下の層からその下の筋層にまで達し、ひどい場合には、筋層の下の漿膜層に穴があき、ときには穴が胃壁を突き抜けてしまうこともあります。

これが胃潰瘍です。

十二指腸壁も胃壁と似た構造で、十二指腸潰瘍もやはり胃液と粘液との不均衡が生じて、十二指腸壁がおかされ起こります。

男女の比では、圧倒的に男性が多く、胃潰瘍は中高年に、十二指腸潰瘍は20〜30歳代の若い世代に多く見られます。


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